2001/01/15 「明日、東京へ帰ります。」
とうとう帰国の日がやってきた。そんなわけでこれが、ニューヨーク最後の更新になる。今回はとにかく有意義な滞在だったような気がする。初日のページに書いた「ユメ」は確実に「現実」のものとなりつつある。初日にも書いたようにこのようなことが「ユメ」であること自体が問題なのである。今はそういった意味でも少し醒めている。とにかく何かが「始まった」ということなのだと思う。そしてそれはいつも言っているように内容と結果が大事になってくるのである。そのことに久しぶりに真剣に立ち向かうであろう機会が生じたことはぼくにとって何よりの収穫である。
といったわけで、今回はいつもだったら買い物好きのぼくは?ついつい何か買ってしまったりするのだが、結局買ったものといえばCalvin Kleinのパンツを3枚だけ。何よりメープルソープの写真と毎日一緒に過ごしたかった、それだけの理由で「MORGANS」に宿をとって贅沢?してしまったから、それだけで充分満足していたのかもしれない?それにしてもこのホテルは快適である。ぼくはホテルにしてもマンションにしても「大きい」ものは苦手なのである。何だかそれだけで落ち着かない感じがするのである。その点ここは、こじんまりしているけど、ひとつひとつのクォリティーが高いのである。一週間近くいると、毎日大きなシッピングケースを持ってウロウロしているせいもあって、ホテルの人々にもすっかり顔なじみで非常に心地よいコミュニケーションが成立している。これも小さいゆえに生まれてくるような気がする。そんなわけで、みんながぼくが明日立つことを知っていて、次はいつ来るんだ?とか、何処のギャラリーでやるんだ?とか話しかけてくる。そんなこと言われるとここにしか泊まれなくなってしまう?
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左:「Morgans Hotel」のロビー 右:成田で入手した携帯スピーカーにて毎日が「Bach」!(音は??)そして今回は、何よりヒサミさんには本当にお世話になった。彼女とは美術及びに映画に至るまでなかなか趣味があって楽しい話がいっぱいできたような気がする。そして本来、画家である彼女の審美眼はかなり信用できるしぼくのことを自分のことのように楽しんでくれていて、本当に嬉しかった。昨晩はそのお礼?も兼ねて今、SOHOで一番お洒落なホテルでもある「THE MERCER Kitchen」で夕食をご一緒した。
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ループウィラーの鈴木さんもお勧めの「THE MERCER KITCHEN」の外観・内観ぼくはリゾットをヒサミさんはステーキを食べたのだが共に見た目も味もかなり秀逸。(またしても写真撮るのを忘れた!)そして、今日は昼間ちょっと面白いラーメンや?「REPUBLIC」というお店に連れていってもらった。ラーメンやといってもベトナム風で、しかも麺は春雨?だったりするのだが、お店そのものがかなりお洒落なのである。ぼくの食べたワンタン麺も美味しかったけど、食後に食べたライチアイスクリームはかなり美味であった。
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左:「REPUBLIC」の中に展示されていた「麺写真」?右:金野さんより教えてもらったハイエンドオーディオや「Sound by Singer」そして「REPUBLIC」の側にあったので、ハイエンドオーディオ店「Sound by Singer」を覗いて見た?ここはかなり大きなお店で試聴室が全部で9部屋あった。扱っている機材はぼくが見ても新しいものはあまり無かった。こちらでも悲しいことに今の主流は「ホームシアター」のようである。よって展示システムもそれが中心で、そんなことも手伝って興奮度0であった。試聴でもしようかと意気込んでいったのだが、それも止めてしまった。ただ、価格の面で言うと総じて日本はこちらの1.5倍といった感じだろうか?そして、ぼくが使っているスコットランドのLINNも扱っていた。ぼくはもっとアメリカのガレージメーカーの商品が多くあるのかと思っていたので面白くなかった。
今、このホテルの部屋では、暮れて行くマンハッタンの中で、いい感じでグレン・グールドのゴールドベルグが流れている。
何とかみんなが出社するまでにアップしておこうかと、何だか勝谷さん状態である?とにかく明日、東京に帰ります。本当はまだいくつかギャラリーの方で詰めておきたいことがあるのだけれど、後はヒサミさんに任せて?帰って仕事しなくては!
といったわけで、12時間の時差があるニューヨークではこれから夕食です。今日はPARSONSに通っていたヒサミさんの姪のナチちゃんの同級生がデザインして、今、大流行の「SUSHI samba」に行ってきます。では、東京で!
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左:タクシーの中にあった「Lucky Penny」右:ホテルの窓より望む暮れて行くマンハッタン