2001/05/21,22 「空三昧、まずは方舟へ」



またしても、アフリカである。ぼくがこのホームページを始めたのが、やはりこのアフリカであった。2000年の1月に訪れた際、こうやってマサイ・マラのサバンナを見下ろしながら、同じくDreamWeaverと格闘?しながらページを作り始めたのである。早いもので既に1年半の時間が過ぎていった。その間、本当に多くの出来事が目の前を通り過ぎていった。それは、すべてではないにしてもこのページでもさんざん紹介してきた。そんなわけで、ぼくの「エレキギター宣言」もかなり地に足が着いてきたような気がする?今、目の前に存在する、大好きなサバンナと大きな空と、非常にそれまで何となく苦手としてきたデジタルの接点は、以外にも「ものをみる」という非常にシンプルな行動の中に集約されているような気がする。それというのも、それ以前も、ぼくは当然ものをみて、何か思うところがあり、シャッターを切り、その結果、出来上がった写真を何らかのかたちで世に出してきたわけである。そして今、同じように、それはより早いスピードで、こうやって発信しているのである。それが何のためであるかは、未だ定かではない。しかし、そのスピードは良い意味で、どんどん加速度を増しているように自分自身では感じている。

また、いつものように前置きが長くなってしまったが、今回は何と!いつもと違ってプライベートである。とはいうものの8×10のカメラも持ってきて、いつものように「空三昧」。それも、今回ご一緒した、ぼくの専属シェフ?沼尻氏の上司でもある小黒さんが、未だ写真集を作ってくれることを信じて?ぼくは、空を撮る続けるつもりなのである。まぁ、それは冗談にしても、ぼくの中でも、まだまだこの空とおさらばするわけにはいかないのである。

5/21
昨日の夕方、アフリカに向かって成田を旅立った。夜中にバンコックで乗り換えて、デュバイ経由でナイロビに入るという、いわゆる南回りである。航空会社はU.A.Eのエミレイツ航空。機内はビジネスクラスということもあって、非常に快適であった。

 
左:機内のかわいいシール 右:デュバイ空港内のDutyFreeで発見した金塊?

成田を出て、トータルで24時間近くかけて、やっとの思いでナイロビに到着した。前回、フイルムのことやらでかなり大変だったが、今回は、それもすんなりとクリアーして、ひと安心である。そして、ナイロビ空港には前回も世話になった「ムパタ・ケニア支社」夜のアニマル帝王?森さんが、ぼくたちを出迎えてくれた。そして、本日の宿泊先「Selena Nairobi Hotel」まで送ってもらって、しばし、森さんとお茶をしながら、近況、及びにその他諸々の話で盛り上がった?

 
左:「Selena Hotel」内のプールサイドバー 右:何故か会議をする?黒人グループ

とにかくその日は、夜、みんなで中華を食べに行って、早々に明日に備えた。しかし森さんはしっかりと、夜のナイロビに消えていったようだ?

5/22
そして、アフリカ初日は、ナイロビ郊外(といっても車で100Kmは走る)にある「The Ark」という「ノアの方舟」という森の中にあるホテルに向かった。ここは、ぼくも初めてなのだが、前に何かで見たことがあったのだが、森の中のコテージの目の前に動物が来るのである。ということは、かなり近い距離で動物が見れるはずである。楽しみ、楽しみ。
高速道路を車がバラバラになるような勢いで、2時間ほど走る抜けて「The Ark」の入り口の「Aberdare country club」という、それこそゴルフコースもある、美しい敷地に到着した。まずはそこで、ランチをいただき、いざ「The Ark」へ!

 
左:「Aberdare country club」の入り口 右:そこのランチ

そこから、写真にもあるミニバスに乗って、30分で「The Ark/ノアの方舟」に到着した。本日の宿泊客、総勢20人といったところであろうか?まずは、確かTomと言っていたと思うが、入り口のところで、いくつかのうんちくを聞き、晴れて入場!という感じである。ここは、高度も高く、かなり肌寒い。

 
左:森の上の桟橋を抜け左手奥が「The Ark」のメインコテージ 右:ガラス越しには動物が来るであろう水飲み場

以前、沼尻氏が来たときには動物もたくさんいたそうなのだが、本日はどうも寂しい感じである。眼下に拡がる広場には「ガゼル」が一匹、地面の塩を舐めている。ここでは動物を呼ぶために地面に塩を蒔いてあるのである。ぼくは、動物が塩を欲するとは知らなかった。さすがにしょっぱいとみえて、舐めては横の水場で水を飲んでいるのである。こちらは、それを見ながら、ああでもないこうでもないと、コーヒーを飲みながら動物談議を繰り返していた。ガゼル、バッファロー、ハイエナ、ウォーターバック、そして忘れてはならないのが、この間を何とか持たせていた「冠先生」こと「Gray Crown Crane」という本当に美しい金色の冠が頭にある鳥などがステージ上に現れた。大物はまるで来なかった。
それでも、入れ替わり立ち替わり、少ないながらも、動物が現れ、窓辺越しに双眼鏡を片手に、ゆったりとした時間を大いに楽しんだ。

 
左:今回のぼくの光学機器たち 右:お気に入りの「Vanson」のトートバック

そうこうしているうちに日が暮れた。その日も美しい暮れゆく空が目の前にあった。基本的には夜行性である動物たちの習性を信じて、夜に賭けることにした。ここでは、夜中でも動物が現れるとブザーで知らせてくれるとのことである。個人的にはサイをきちんと見たことがないので、見られたらいいなぁと思っていた。そんな期待を胸に、まずは夕食である。何だか一日中、食べてばかりいるようであるが、そのくらい時間はゆっくりと流れている。美味しい夕食を済ませ、ロビーでくつろいでいると、突然ベルが鳴った。ついに大物が現れたかと思いきや、すぐにそのベルが、そのようなベルでないことは明らかであった。非常ベルである。従業員は上へ下へ、駆けずり回っている。すごい人は既にすべての荷物を手に持ち、挙げ句の果てには、毛布と枕を抱え込んでいる人たちさえいた。結局これは誤報だったわけだが、ここで火事でも起こったらと想像しただけで、ゾッとした。そしたら、何と!その非常ベルに呼ばれたように、一匹の美しい象が目の前に現れたのである。

 
左:暖炉がある「The Ark」の内観 右:象・オン・ステージ!

こんなにも至近距離で、尚かつじっくりと象が見られたのは初めてである。双眼鏡で覗くと、彼の美しさは明らかであった。それこそ、動物園にいるのとは訳が違う。そんなわけで、およそ1時間ほどの彼の来訪を大いに楽しんだのである。
いよいよ、明日は「Masai Mara」である。何だか自分の場所に戻るような気がするので、不思議である。明日からも、乞うご期待!


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