2001/11/26 絵は出来上がって、京都に来た。のだが?



上賀茂神社にて

予定どおり、恒例の紅葉ロケで京都に来た。
朝6時の「のぞみ」に乗り込んで、本日より撮影である。幸い、ご覧のように快晴である。残念なことに、ぼくが大好きなADのFさんは、急遽、他の仕事がトラブって、現場に来れなくなってしまったのである。何よりこの仕事は、嬉しいことに長く続いていることもあって、ぼくの中でも特別な仕事のひとつである。最近では「桜」と「紅葉」だけになってしまったが、Fさんと共にいい樹を探して歩く中でのやりとりは、とても楽しいのである。そんなわけで、これも長いつきあいになっているのプロデューサーIさんと、デザイナーのOさんと、これまた長いつきあいのロケバスのTさんと共に、Fさん不在でロケは始まった。歩きながら、我ながらおもしろいな?と思ったのは、常に「Fさんはこういうの好きだろうなぁ?」と思いながら、ファインダーを覗いている自分がいることであった。

まずは、大原の三千院に向かった。ぼくたちは三千院の奥にある「音無の滝」を目指した。予想通り?北山の方の紅葉は、すでに終焉を迎えていた。その後いくつか回ってはみたのだが、どこも「終わっている・・・」
そうこうしている間に、お昼になってしまった。平日にも関わらず、京都はすごい人出である。それもあって、ちょっと早かったけど(11:30)これもいつもの「レストラン小宝」という洋食屋さんに向かった。とにかくここのオムライスは絶品である。そんなわけで、いつも満席状態である。

 
左:三千院のぼんぼり 右:これが噂の「オムライス」!

実は、今回のぼくの目標は他でもない「紅葉のために桜を切った寺」というキャッチフレーズでも有名な「東福寺」と「清水寺」であった。「東福寺」は何度となく訪れているのだが、いつも天気を含めて、うまくないのである。今年こそ!と思っていたが、何とここも「終わっている!!!」
当然のように「清水寺」もダメである。すべてが一週間、遅かったようである。
本当にタイミングが難しいのである。情報では今が見頃ということらしい?
しかし、ぼくの目には「パサパサ」していて、葉っぱに生命感がまるでなくなっているのである。
それでも、明日も何とかいい場所を見つけて、撮影しようとは思っている。こんな時にこそ、新しいいい場所が見つかる場合もあるのである。せっかく、頭に何となく絵が出来上がっていただけに、残念ではあるが、写真とはそういうものである。だから、良いとも言える?
悔し紛れに、いろいろと「清水の舞台」で思い倦ねていると、早くも一日が終わろうとしている。
すると、目の前には「今ここでしか、決してみることの出来ない景色」が拡がっていた。ぼくは、この空をみて、明日の光景が楽しみになった。


清水より望む、京都市内 PM05:40


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