2000/02/02「アフリカ最終日」
とうとう最終日になってしまった。僕はまだまだこの空を見ていたいのだけど、そうも行かないらしい。
今回のアフリカも当然仕事できたわけだから致し方ないが、自分の写真はあまり撮れなかった。それでも何か新しいものはきっと自分の中に生まれているように思う。今回同行した前田さん、三村さんといった人たちもさすがに小黒さんのところに集まる人、すてきな人たちだった。そして今回僕たちをずっとサポートしてくれたムパタのナチュラリストでもある加藤君も今時の男の子とはちょっと違った本物の探求者であったように思う。タイソワ、オボッチャといったスタッフの人たちもより親しくなれたような気がする。みんなに「トモダチ」という日本語を教えてきた。これだけ大好きな人に囲まれて何日かの時間を共有できたことは本当に幸せだと改めて感じている。 助手の加藤も信じられないような失態も多かったものの、これがいい経験になると信じている。
本当にこの空の前で、一日が始まり、終わることは、様々な光の演出の中で自分のありようも姿を変えてどんどん溶け込んで行くから不思議である。
今年から僕は勝手に「エレキギター宣言」をしている。これはどういうことかというと詳しいことはまた別の機会にじっくり述べようと思っているが、1900年代電気楽器のおかげで「音楽」というメディアは確実に大衆化しより多くの人に伝わっていった。今まで100人ぐらいしか聞くことの出来なかったアコースティックギターの音はエレキギターによって何10万、何100万人の人々に届いた。
都会生活と違ってまだまだアコースティックな場所、ここアフリカでサバンナを前に今僕はこのページを作っている。
その理由はあくまでもこれを使って自分の写真をいじくってどうこうしようということではなくて、より多くの人に今自分が見ているこの景色を、光を伝えたい以外の何者でもない。
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サバンナの朝日僕たちは今回、何度となくゲームドライブを繰り返した。そして多くの動物たちに出会うことが出来た。彼らの日常の風景を垣間見ることによって知らず知らずにどんどん自分自身も自然体になっていったように思う。それが加藤などにはうまく伝わらずいらだちも覚えたが、普段東京で暮らしている僕にとっては夢のようで、しかしこれも間違えなく一つの現実で、そのことの間で毎日揺れていた。
今はまだはっきりとしたかたちで、言葉でそれを伝えることが出来ないが、今感じていることを必ず何らかのかたちにしたいと思っている。
そのためにも一日も早く、またここに来なくては!
小黒さんよろしくお願いします。