2000/07/10 暑いけど、京都行こう。



先週久しぶりに、京都に行って来た。
ちまたでは森愚相が訳の分からないことを口走り、そんな中で総選挙が行われ、僕はただサミットが心配になり、大好きな三宅島は地震の嵐である。心配なことが多い毎日ではあるが僕の仕事はそんなこと関係ないところで動いている。

京都はそれこそJR西日本の仕事で割と頻繁に行っている方だが、いつも「桜」だ「紅葉」だと季節も場所も割と限定されていたのかもしれない。
今回はフジフイルムの新しいデジタルカメラで「京都の日常?」の中の一コマを撮影に出かけたわけである。
実は京都という場所は僕にとって、とても縁がある場所で、しかも父親の仕事の関係で小学校2年生から4年生まで京都に住んでいたのである。そして学生時代、写真家としてデビューしたのは、今でも懇意にしている、老舗のギャラリー「・DOT」であったりする。そんなことも手伝って京都という土地は何かと深い関わりがあるのである。しかも今回同行したフジフイルムの岩田さんは、その京都の小学校において2年先輩だということが発覚!当然遊び場も同じと言うことになる。それにしても世間は狭い!


今も昔もほとんど変わることのない「仁和寺」と「妙心寺」に挟まれた「御室小学校」

僕は熊本からこの京都「御室小学校」に転校して来た。なかなか馴染めなかったものの「嵯峨野」に近いこの土地の山間を毎日のように疾走していたのである。転校してまだ友だちもできない頃、僕は自転車で竹林を抜けて「嵯峨野」にある「直指庵」というお寺で住職に遊んでもらっていた。今では住職も変わり(しかも最悪のくそ坊主に)ただの観光寺になってしまった。変わらないもの、変わってしまったものが混在する京都を僕はいつも複雑な気持ちで見つめている。
それにしても京都という街は美しい街である。多分僕の美意識の基礎感覚は、この地で作り上げられたであろう事を改めて確信している。ただ今現在、僕自身が追いかけている美意識というのはもっと遡ったところにあるように思う。その根元的な美意識というのは、京都のそれよりのずっとカジュアルなもののような気がする。しかし今、「現在」という時間軸の中でそれでも京都ほど美しい街はないのではないだろうか?


嵯峨野の竹林

何より今回は暑かった!
天気予報では、ほぼ全日雨との予報であったが、何せ不安定なこの季節、予想は完全に外れ、全日とも嫌になるぐらいのいい天気?であった。途中一日、あまりの暑さに休憩をとったらその時に、バケツをひっくり返したような 雨が降った。それ以外はただただ蒸すばかり!女性誌「Domani」などでもお馴染みの?モデルの「木地瀬美智子」に着物を着てもらって撮影などしたわけだが、彼女もかなりきつかったのではないかと想像される。
デジカメということもあり、モデルポーズを嫌う僕のせいもあって、かなり戸惑ってはいたようだが、結果としては非常に美しい写真が出来上がったように思う。新しいカメラの性能はもちろんのことデジタルカメラという、岩田さん曰く「暴力的な絵」はスピードを増して、バーチャルの世界へ突入して行くであろう事を確信したわけである。
そんなことも手伝って、調子に乗った僕は祇園一の売れっ子?「冷や奴」を作り上げてしまった。
木地瀬さんありがとうございました。


これが噂の「冷や奴」!(白河にて)

とにかく、暑くて体力的には「きびしい」ロケではあったが、いい意味でいろんな思いが残っている。
そしてスケジュール的にも怒濤のように続いたわけだが、それも少しだけ落ち着いたような?
それにしてもよく働いた!
京都から帰ってすぐに「藤原紀香」さんの撮影、「立花ハジメ」さんの取材、他の広告の撮影、カレンダーの入稿(来年のDC CARDのカレンダーに僕のアフリカの写真が選ばれました。乞うご期待!)などなど、すべて終わったわけではないし、ゆっくりもしてられないのだけど、久しぶりにホームページも作れるわけだから、少しは余裕が出来たのでしょう。
勝谷さんの日記を見ていると、この程度で「疲れた!」とは言ってられません。

といったわけで、皆さんも暑さに負けないで頑張りましょう!


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