2000/09/13 「Scotland+America in JAPAN !」?



それにしても久しぶりの「イチゴウ日記」。松本さんが亡くなって、傷心していたのも確かなのだが、それもさることながら、やはり忙しかったような気がする。先日のページでも書いたけど、映画「Buena Vista Social Club」に感激していたら、彼らが先日、遂に来日した。興奮したぼくは、信頼なる知人のJ-WAVEの三村さんに「ドキュメント」と撮りたいと持ちかけた。しかし今回は、詳しくはまた改めて書くが、馬鹿なメディアのおかげでイギリス側のプロモーターは「取材」ということに非常にナーバスになっていた。そんなわけで「ドキュメント」は叶わず、しかしながらぼくに許された時間は、ほんの5分間程度であった。しかし、「空のような存在感」を持つ彼らの前では、たとえ5分間であっても、そんな時間を感じさせない写真が、結果として出来上がった。このページで現時点では写真をお見せできないのが残念だが、打ち上げパーティーの席上で、彼ら(イブライムさん、オマーラさん)にその時の写真を渡したのだが、彼らもすごく喜んでくれた。その何枚かの写真のおかげで、ナーバスになっていたイギリスのプロモーターも心を許し、次は多分「ドキュメント」が出来るはずである。その時に今度こそ、ぼくの敬愛するピアニスト「ルベーン・ゴンザレス」の撮影が出来ることを心から祈っている。(詳しくは次回!)


2000/09/03 大いに盛り上がった国際フォーラムにての最終日

さて、本日の本題「Scotland+America in JAPAN !」?これだけでは、一体何のことだか解らないかも知れないけど、これは我が家における「オーディオ」のことである。「LINN」というスコットランドのオーディオメーカーの「IKEMI」というCDプレーヤーが「梅雨時にやってきた」のはご存じのことと思う。それがここのところ、落ち着いてきた。というか非常に前向きな進歩を遂げているのである!もともと「LINN」というメーカーは25年前に「LP12」という非常にシンプルで美しいレコードプレーヤーを造ったのである。そしてそれは今でも現行品として存在する。ぼくは当初、その「生の姿態と生の音」を立沢邸で「眼」と「耳」にして以来、「来年の目標!」と思っていた。そこで「大悪魔・金野匠の上」の口上が入った。何と!ぼくが来年欲しいなぁ?と思っていた「黒のLP12」の程度がすごく良い中古が出るとのこと。しかも「黒はなかなか出ないんですよ!1年に1台出るかなぁ?菅原さん、とりあえず持っていきますよ!」と言って持って来てくれたのである。その時、スピーカーもまだ決まっていなくて、少しばかりナーバスになっていたぼくは「ちょっと目先を変えてみようか?」ぐらいの気持ちで試聴?をしたわけである。そして音を聴くなり驚いた!それというのも学生時代にも、ぼくは自分なりにかなりこだわったつもりのシステムで、散々レコードを聴いてきたわけである。DENONのしっかりしたプレーヤーに、Shureのカートリッジ、TrioのアンプにYAMAHAの10Mという小さいながらも、かなり評判もよかったモニタースピーカーといったもので、今見てもいい感じである。ところが「LP12」で、耳に馴染んだブルースのレコードを演けてみたところ、そこには今まで聴いたことがない音が、あちらこちらに散らばっていた。とどめは我が敬愛する「ジョン・レノン」!明らかに目の前にはジョンがいた。その上、高校生の頃、何となく聴いてみたくて買ってはみたものの、その「棒のような音?」に何も感じることが出来なかった「フルトヴェングラー指揮のベートーヴェン交響曲第9番」も名盤といわれる所以が「音像」としてはっきりと立ち上がってきた。そんなわけで、ほんの試聴のつもりが、その姿形も相まって「いきなりの導入」が決定した。


格好良い!「LP12 SONDEK」のロゴ


「T-BORN Walker」を軽やかに鳴らす「LP12」

お次は、真打ち「スピーカー」である。それこそ最終的な音色を決めるきわめて重要な部分である。ぼくの場合は「音に対するイメージ」ばかりが先行して、それこそいろいろ聴かしてもらって「美しい音」にはいっぱい出会ったが、ぼくにとって「普通の音」になかなか巡り会えなかった?そして「金野匠の上」が満を持して持って来たのが「マーリンVSM」!!アメリカ人である。「こいつは良い!」と思った。何が良いかというときちんと力があって、大きな音場もあって、かといってひとつとして「誇張した音」が無いのである。ここでお聴かせできないのが残念だが、やっと「ぼくにとって普通の音」の核が出来上がった!という感じなのである。 最初にこのスピーカーが玄関から現れたとき「ルックス」はちょっとキビシイかな?というのが第一印象であった。ぼくのオーディオルーム?は和室ということもあって、スピーカーは「木製の小型スピーカー」と決めていたところがある。正直言って、とりあえずというかたちにはなってしまうかも知れないが「ルックス」で「ノーチラス805」にしようかと思っていた。しかし怖いもので、今では「ルックス」も気に入ってしまった。何といってもこの「VSM」というのは「Very Scared Monitor」の略で「ぞっとするほど怖いくらいの音」と命名されているだけあって、「シズル」は抜群である。
不思議なことに「スコットランド人」と「アメリカ人」が今では「日本の和室」で仲良くやっている。
それにしても、ここからが大変なような気もする。立沢さん、伊藤さん、小池さんもここから始まってしまったのかなぁ?立沢さんなどは「ブッとい電源ケーブルを駆使して」今や「音の蛇使い?」と化している。とにかく期待と不安でいっぱいである。とにかくこの忙しい毎日の中で「何よりの清涼剤」となっていることは間違いないように思う。

 
左:2000/05「LINN CLASSIK+PIEGA」右:2000/09「LINN IKEMI+MAJIK+LP12+Merllin」

といったわけで、たった4ヶ月でこのような変貌を遂げてしまった!オーディオの細かい話も面白いので、また近いうちにこのページにも書くと思うけど、「クアドラ・スパイア」というラックの威力も大きかったりするのである。全く持って不思議な、楽しい世界である。興味がある人は是非、とりあえず「LINN CLASSIK(CD+AMP+Tuner一体型)」をお聴きあれ!

他にも書きたいこと、書いておきたいことは、オーディオ以外にもたくさんあるんだけど、追々書いていきます。
来週からは、俳優の小林薫さんと騎馬オペラ「ジンガロ」の取材で「ベルギー」に行ってきます。
そして出国とほぼ同時に、フジフイルムのデジタルカメラ「FinePix.com」にて、ぼくが「Fine Dreamer」として登場します。それと是非、見てもらいたいのは、10/5売の「ソトコト11月号」!その「Dreamer」と連動するように「菅原一剛ノ電映版私的写真」というタイアップページを担当しています。(このページのデザインは立沢さんにやってもらいました。時差ボケの中、ありがとうございました。)加えて同じ号に「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」「ヨー・ヨー・マ」「坂本龍一のアフリカ紀行」も同時掲載です。
雑誌「フエル」にも「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」の写真が掲載されます。
そして、前々から言っていた「秋吉久美子さん」とのプロジェクトもとりあえず、ウェッブ上で始めます!
そして最後に、本年「東京デザイナーズ・ウィーク」に「LINN Japan」が参加します。そこで秋葉原にあるお馴染みの「サウンド・クリエイト」を会場に「ボールド」の立沢さん、「グルービジョンズ」の伊藤さんと共に、ぼくも一部屋預かって「アジアな試聴室」を造ります。詳細はまた追ってお知らせしますので、是非見に来て下さい。立沢さんデザインの「記念トレーナー」も出来るみたい?

といったわけで、今日のところはこのへんで。


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