2000/12/22 「未来に向かってVサイン!?(群馬編)」
実はこのページはとっくに出来ていたのですが、当の博報堂の記者発表がまだだったので「それはまずい!」ということになりペンディングしていましたが、晴れて「疎の幸福論」は記者発表も終わり、立派な写真集としても出版されたのでアップすることにしました。といったわけで一ヶ月前の話なのですが、なかなか面白いので。11月4日(晴れ)群馬編
久しぶりに群馬に行って来た。というのも広告代理店博報堂の高橋哲久氏よりの依頼で、その同僚の南部氏とプロダクションの池田氏と共に、酪農を営む南部氏の実家にて撮影をするために、ぼくたちは上越新幹線「たにがわ75号」に乗り込んで一路!群馬「上毛高原」へと向かったのであった。
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左:懐かしい「元祖ひかり号(もうすぐ無くなってしまうそうだ?)右:「上毛高原」駅前のタクシーと駅前広場のSL?驚くことにぼくの中では群馬は割と遠い所だったのだが、何と一時間半で「上毛高原」に到着した!まずは南部氏の実家に向かった。そしてレンタカーで走ること30分、田舎のないぼくはちょっと感動した。何といっても家の横に牛がいる!こんな中で育った南部氏は・・・と思って彼を見ると、納得納得?
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左:子牛にミルクをやる南部氏とその従兄弟の小林さん 右:小林さん所有の西ドイツ製の「JOHN DEERE」というトラクター(格好良い!!)そして、今回の被写体はすべて子供達である。小子化が進む中で子供達が未来に向かって「Vサイン」を送っている?という絵柄を撮りに来たのである。
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左:白沢小学校の「ジャイアン」(何と!小学校1年生)右:実家がリンゴ園の女の子ご覧のとおりここの子供達の、何とも言えない素朴さが最高である。ぼくも子供が出来たなら是非、田舎で育てたいと思いを新たにした。そして、もちろん「いじめ」などは無いそうである。しかも「東京に来たことある?」と尋ねたところ、ほとんどの子供達が来たことがあるそうだが、みんな口を揃えて「東京はつまらない!」と言っていた。この子ども達にとって当たり前のことを当たり前に言われたことが「目からウロコ」であった。今ぼくはこの「つまらない東京」で「毎日」を送っている。そしてその中から少しでも前向きな「何か」をつくり出すことに生き甲斐を感じている。そんなことお構いなしに「毎日」を送ってみたくなる時もあるが、これもぼくの「大事な定め」と思って楽しむことにしている。ちょっと、またしても話が横道に逸れたが、とにかく空気も水も美味しく、いいところだ。
幸い天気にも恵まれ、1泊2日という超特急のロケはそんな空の下で行われた。全部で7人の子供達の「Vサイン」を撮影した。心なしかぼくの中でも、結構「Vサイン」である。撮影を終え、帰途につく前に地元の南部氏案内のもと、近所の温泉に行った。
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宿泊施設も完備する「萱の家」とそのお風呂それにしても、このあたりは本当に素晴らしいロケーションである。何だかんだ言っても、クタクタだったぼくたちはもうお風呂の中でヘロヘロである。
そこは車で20分ぐらいの所にあるのだが、ちょっと山を登っただけでその紅葉はとても美しかった。湯船の中から見る紅葉は確かに、南部氏が言っていたように眼にも心にも優しい色をしていた。ふと湯船の中で隣を見ると高橋氏もとても優しい顔をしていた。
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窓の向こうの紅葉とにかくまたしても楽しく、有意義なロケであった。しかし、これで終わりではなく、次の日も東京で撮影をした。そして沖縄へ。
東京・沖縄もついでに書こうかと思ったが、それはそれでまたしても?より長くなりそうなので年明けにでも書こうかな?
とにかく、そろそろ店頭にも並んでいるはずなので、この写真集を是非手にとって、そして出来ればそのままお持ち帰りになって?じっくり観て欲しいと思います!(デザインも印刷もなかなか秀逸)
「疎」という一見「ネガティブ」なことを前向きに捉えていくことは、他のことにも繋がっていくような気がするし、そのようなことでも構わないけど、何につけ本当の意味での自分の国「日本」を考えていくことが、新しい世紀の大きな課題ではないだろうか?とぼくはここのところ感じている。